意識の持ち方

現在(2020.01)、意識の持ち方って結構重要だと思っていて、特に私はメンタルが弱過ぎるので自分なりに色々な場面での意識の持ち方を考えて日々試しています(^^)
特にハウストーナメントやDJO、MJのような大きな大会まで、大小に関わらず震えとは違う変な緊張感が襲うのです(^^;
何かしらの意識が切断されたかのような緊張感。

そんなある日、とあるハウストーナメントでまた同じ症状に陥った時にふと思ったのが…
「いつも通りにやればいい、いつも通りに」
でもそこで更に思ったのが…
「ん?いつも通りって、いつもどうしてたっけ?」
まぁ結果は案の定、散々でしたけど(^^;

ということは、いつもどのようにダーツを飛ばしているのかを意識していれば、緊張している時でも自分のダーツが出来るのではないか…と。
そこから毎回、毎投意識してダーツを飛ばすようになりました(^^)

でもなかなか難しいもので緊張状態だと「いつも通り」という意識すら頭に浮かばない事も多々あり。
それでも大会の後に思い出せばいいわけで、それを繰り返す事でいつかはパブロフの犬になれるはず!

それともう1点「入れないと」の意識の方が強いので、ここを何とか出来れば緊張していても対応出来ると思っています。

それぞれの意識

①3投目の意識
HAT TRICK、3 IN A BED、3 IN THE BLACK、WHITE HOURSE等、3投目って意識してしまいがちになるので、以下のように意識しています。

「1本だったら入るよね」

BULLもTRIPLE、DOUBLEも3本入れるのは難しいと思うけれど、1本だったら入る気しませんか?だから3本目も「1本だったら入るよね」で投げますw

そう思ってもなかなか出来ません。でも本当に「1本だったら入るよね」と、ある意味洗脳的に毎回思い続ければそう思えるようになってくるものです。

②COUNT-UP 1,000点の緊張
COUNT-UPの1,000点って緊張してしまいます。
この緊張感って大会の緊張感と似ているんです。なので緊張よりも「普段の飛ばし方」に強く集中するようにしています。
緊張する余裕があるのなら、普段の飛ばし方に意識を集中しろ!と言い聞かせています。

それと投げ急がない!
1本1本意識して投げる。どうも私は緊張すると投げ急ぐクセがあるようなので。

③1本のリズム
3本1セットのリズムで投げるのではなく、1本のリズムを3回繰り返す。

前者は、2本目でダーツを落としてしまったりなどで中断した場合、リズムが崩れたとマイナス意識になってしまいがちになります。それにちゃんとグリップが出来ていないのにその一定のリズムで「まいっか」と投げがちになります。

一方後者は、1本のリズムなので中断したところで何の問題もありません。

④フォロースルー
意識しない!
「フォロースルーはこうしよう」と意識するから矯正しようとして終始力が入ってしまう。フォロースルーは結果であってリリースの後動作。
だから理想のフォロースルーにしたいのならば、その前動作であるリリースの動きを改善すればフォロースルーも変わるはず。
フォロースルーはリリースの確認程度で良いと思います。

⑤手首のスナップ
意識しない!自然に任せるw
現在のフォームでは、必要以上に関節を使おうとすると逆に力が伝わらず分散してしまう原因になりかねない。
意識する関節は肘だけにしておきたい。

⑥諦めない
諦め癖を養うような練習はやらない。
諦めない意識が強さに変わる!
  1. COUNT-UP等のゲームキャンセルはやらない。前半のラウンドでノーブルを連発しても、そこからどうすれば早く復活できるのかを試すチャンスだから。
  2. 01でスタッツが切れた途端20トリプルを狙う行為はやらない。これは切り替えではなく諦めだと思うから。付け焼き刃で20トリプルを狙っても…切り替えたいのならば、1投でも早く自分の飛びを出せるように調整する。

⑦STATS(スタッツ)
Rating、STATSを意識すると逆に怖気付くメンタルの弱さなので、その意識を他のものに変えています(^^;
それにRatingに囚われると気持ちよく楽しくダーツが出来ないので。

DARTSLIVEでいうと、DART OUT、OUT STATSを意識しています。
DART OUTは、01ゲームを平均ダーツ何本であがっているのかが分かる数値。
図では平均19.76本だから小数点以下繰り上げて20本なので、701を平均7ラウンド2本目であがっていることになる。
OUT STATSは、ラウンド開始時の点数が180点以下になってからあがるまでに何本かかっているのかが分かる数値。
図では平均4.00本だから小数点以下繰り上げても4本なので、平均2ラウンド1本目であがっていることになる。要はテンパイしたら平均2ラウンドであがっている。

この2つの数値を上げるのは結構大変です。
Rating、STATSは上手さ、DART OUT STATSは強さだと思っています。

⑧入ったから正解は危険
狙ったところに入れるゲームなのだから入ればOKじゃないの?
確かにそうなんだけど、でもそんな事を言ったら、山なりで入った、直線的で入った、極端に言えばソフトボールみたいに下から投げても入る時は入るんです。
これらが全て正解になってしまう。

だから安定しない。

入ったから正解。もっと言えば…たまたま入ったから正解。"たまたま"に惑わされてしまい迷宮入りしてしまう🌀

結果より過程(ダーツの軌道、自分の飛び)が大事!過程が安定すれば結果は付いてくる。

⑨入れよう感が強いとき(2020.05.11追記)
入れよう感が強くなるとターゲットを直線的に見ている為、ダーツの軌道も直線的に飛ばそうとしてしまう。
放物線で飛ばす構えで直線的に飛ばそうとするから、無理な、窮屈な、違和感のある動きになってしまう。これが無意識に起こるからイメージと実際の飛びが違うことに気付かない。更にリリースが遅くなったり、届かないから力が入り崩れてしまう🌀

入れよう感が強くなっていることに気付く練習をする。すぐに気付かずとも、対戦後に気付く、数日後に気付く、とりあえず気付くことが大事。

メモに書いておいて、毎回その日投げ終わったらメモを見る習慣をつけて気付かせるとか。忘れても気付く、忘れても気付く…これを繰り返すことで意識が植え付けられると思う。